長期滞在に必要となるビザ
インターンシップや短期留学などで、すでにハワイへの渡航経験がある方はJ-1ビザをご存じでしょう。12ヶ月間、18ヶ月間でハワイに就労しながら滞在できるビザです。
ハワイでは、日本人は短期の観光や商用目的であれば3ヶ月までならビザ無しで滞在できますが、長期滞在や移住となるとやはりビザが必要不可欠。
ビザにはたくさんの種類があり、目的や期間、資格や条件が合うものを取得することになります。
ビザの種類は大きく分けて2種類
ハワイのビザには大きく分けて「移民ビザ」と「非移民ビザ」の2種類があり、目的や条件、取得方法でさらに細かく分類されています。
簡単に言うと「移民ビザ」はハワイに永住ができて、基準を満たせば自由に就職も転職もできるビザ。アメリカ本国への入国もOKです。
一方の「非移民ビザ」はハワイでの滞在期間が限られていて、就職や転職、アメリカ本国への入国にも条件がつくビザになります。
移民ビザ
ハワイの求人をお探しの方が最終的に取得を目指してらっしゃるのが「移民ビザ」ではないでしょうか。アメリカの「移民ビザ」を取得すると「グリーンカード(永住権)」が付与されます。日本人が「移民ビザ」を取得するには以下の方法があります。
- 家族を通じての移民
アメリカ人やすでに永住権を持っている方と結婚したり家族になったりする方法。アメリカ人とのウェディングでのビザ申請はグリーンカード取得方法の中でも優先順位が高く、短時間で取得できます。 - アメリカへの投資を通じての移民
アメリカで雇用を生み出すほどの投資をし、アメリカ経済に貢献した方に与えられる永住権です。 - 雇用を通じての移民
企業の管理職や業績のある研究者などレベルの高い特別な技能をもち、企業をスポンサーとして雇用を通して取得する方法です。
卓越した能力が高ければ高いほど簡単に取得できるといわれています。 - 抽選による移民
世界各国から隔たりなく移民を受け入れることを目的とされた移民多様化プログラム(DV)を通して、まさに宝くじのように抽選に当選して付与される永住権です。
どの方法も取得後は10年ごとにグリーンカードの更新をします。
非移民ビザ
J-1ビザなどのようにハワイへの滞在期間や目的が決まっている「非移民ビザ」。細かくカテゴリ分けされており、その数は80あまり。
いくつかご紹介します。
- 学生ビザ(F-1ビザ)
小学校から大学院はもちろん、ハワイでの語学留学やダンス留学などで学校に通っている間有効なビザです。 - 職業訓練用ビザ(M-1ビザ)
学問的な学校ではなく、直接就労に結びつく専門性の高い学校に通うためのビザです。 - 就労ビザ(H-1Bビザ)
他の就労ビザと違って新卒者でも取得可能なビザ。ただし、求人を出した会社にスポンサーになって申請もらわなければならないので、時間と手間がかかります。
いかがでしたか?
ハワイに住んでハワイで働くには必ず必要ですが、最大の難関ともなるビザ。
夢のためにしっかり理解して、ハワイ移住への足がかりにしましょう。